しーまブログ エコ奄美大島 ブログがホームページに!しーま新機能のお知らせ! さばくる~イベント情報受付中!~

こんにちは。あまみのさくらねこ病院の足立です。

当院では、不妊手術と一緒に3種の混合ワクチンと、ノミ・マダニ駆除薬をつけています。
(よくワクチンのみ、または駆除薬のみの処方ができるか質問されますが、あくまで不妊手術がメインの病院です。一般診療になるので、申し訳ありませんが、そちらのみご希望されるかたは診察を行っている動物病院様の方でお願いします。)

*3種の混合ワクチンについて
猫の3種ワクチンには、汎白血球減少症を引き起こすパルボウイルス、一般に"ネコ風邪"とよばれる症状を出すヘルペスウイルス、カリシウイルスに対する抗体をつけるために接種します。どのウイルスも人間にうつることはありません。しかし、猫同士の間では簡単に広まります。特に、パルボウイルスの感染力はとても強く、特に子猫に感染すると、衰弱、嘔吐、血混じりのひどい下痢、最悪死に至ることがあります。
また、ヘルペスウイルスはよく眼の症状を引き起こします。たまに、結膜がくっついて眼が開かない、または眼球が委縮しているノラ猫を見かけたことはありませんか?もちろん外傷によって眼症状が出ることもありますが、ウイルスが原因となることも稀ではありません。ワクチン接種によって、これらのウイルスが感染しても、身体がすぐに排除する準備ができているので、重篤な症状を防ぐことができます。

*ノミ・マダニ駆除薬について
私が以前勤めていた病院のある関東地方では、そろそろ気温が下がってノミ寄生が少なくなる時期ですが、奄美は暖かいのでこのような外部寄生虫の感染がまだ見られます。ノミの多数寄生で貧血を引き起こすことがありますし、ノミに対するアレルギーを持つ猫だと主に腰部背側~臀部にかけて、皮膚症状がみられます。(撫でたときに皮膚が少しゴワゴワしていたり、細かいカサブタがたくさんできていることが多いです。また、痒みがあるので、猫自身が口で毛を引っ張って脱毛も引き起こします)マダニに関して、こちらも吸血性のため貧血の原因になり得ます。また、マダニは多くの病気を媒介することでも有名です。
ノミ・マダニ駆除薬は約1ヶ月効果が持続します。ノラ猫にとってはおそらく一生に一度の来院の機会になり、継続してつけてあげることができないかもしれませんが、一度駆除してあげるだけでも少しは違うのではないかな、と思います。


処置・手術台 

↑こちらで上記のワクチンやノミマダニの駆虫薬塗布、手術から耳カットまで行っています。

以上、今日は不妊手術と一緒に行っている処置の説明でした。
それでは。

足立





COMMENT: (0)


home

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


PAGE TOP
削除
当院でできること (2) ~ワクチンとノミ・マダニ駆除薬について~
    コメント(0)